技工所において、商品の在庫管理は、一般的な商品の在庫管理と異なり、在庫管理の
必要のない補綴物を中心に設計されております。
そこで、商品のみではなく消耗材料を含めた総合的な在庫管理がユーザーから求め
られておりました。
そのためe-Labocomでは、技工所での業務の特性にマッチした在庫管理のシステムを
開発いたしました。
在庫管理機能のうち、既にリリース済みの機能としては以下のようなものがあります。
http://www.elabocom.jp/2013/12/19/316
【在庫管理方法選択】
・商品マスターに"商品ごとの在庫管理方法"という項目があり、商品ごとに
「売上時に減算する」「(担当者への)払い出し時に減算する」「管理しない」等を
選べるようになっております。
これにより例えば「金属は払い出し時に減算する」「レジンなどの消耗材料は
管理しない」等、商品や材料の特性に合わせて、柔軟な在庫管理が行えるように
なっています。
【棚番号管理】
・それぞれの商品/材料に「棚番号」が登録できるようになっているため、必要な
商品/材料がどこにどれだけあるか把握できるようになっています。
【発注ポイント】
・それぞれの商品/材料に「発注ポイント」が登録できるようになっており、在庫が
発注ポイントを下回った商品については、e-Labocomのホーム画面に自動的に
表示される等、発注漏れを防ぐための機能が実装されております。
これらの機能に加え、このたび「発注機能」が実装されました。
【発注管理】
・発注すべき商品/材料について、自社ロゴ入りの発注書を発行することができます。
【仕入管理】
・仕入先ごとに発注一覧を絞り込んで表示できますので、商品が入荷した際に簡単に
照合することができます。
・仕入時に商品を入力すると、発注残数量が自動的に表示されますので、誤納品や
過納品などを防ぐことができます。
・バーコード内にロット番号が併記されているものについては、それを読み取ること
で入庫と同時にロット番号の登録を行うこともできるため、トレーサビリティを
確保するための作業が簡単になります。
※対応するバーコードリーダーが必要です。
【支払管理】
・仕入先を選択すると、該当する仕入先の納品一覧が表示され、支払い対象の納品書を
選択するだけで入金額を自動計算し、登録することができます。
・買掛金残高一覧表を印刷/CSVダウンロードできますので、現在買掛金がいくら
あるのかすぐに把握することができます。
【在庫管理全般】
・全体の在庫と倉庫在庫について個別に棚卸機能がありますので、日常の在庫整合性の
確認や決算時の棚卸作業を行うことが出来ます。