売上管理

 伝票発行は、受注のデータからテンプレートを通して請求項目を自動的に出力できます。
 その最も大きな特徴は、歯式の読み取りです。受注の歯式の上下左右、前歯臼歯等を読み取って数量を自動出力します。もう1つは、現場のトレースデータから請求できる工程を自動出力できることです。
 使用金属も、対応した電子天秤で計量することにより、やはり伝票に取り込めます。もちろん使用量は自社の加工消耗量がUPされます。これにより誰が行っても可能な限りミスが起きないようになります。

 伝票発行時、受注と違う場合、例えば隙歯が入り1~4歯が1本増えて5~8歯になった時やレジン床が、熱可塑性床だった時などの、歯式の変更やメイン補綴の変更は、コンピューターが再処理し、自動的に正しい請求に変更できます。勿論、この時受注データも、正しいデータに修正されます。

 得意先別の約束事も、ほぼすべてマスターに取り込め、それが伝票発行に反映できます。そのほか自社の期間を設定した割引や試適、再製時の請求ルール等も同様にセットできます。

 代理発行システムがあり、M&Aした会社の伝票処理を行えます。この時データを自社の売上にすることも、また別々にすることもできます。別々にしたときは、自社の売上とM&A会社のデータは別々に管理されます。